私達日本の家具製造者は、20世紀後半、過去の大戦により焦土化した都市の復興と生活文化の西欧化、更には団塊世代の成長・・・・といった社会需要に支えられて大量生産の道をひたすらに進んだ。
しかし今は21世紀、高度情報化社会における世界は、地域的役割分担を求めている。経済的国境が取り払われても、地域特有の伝統的生活文化の急変はない。そんな中、全世界に共通する今世紀最大の課題が見えてきた。それは「地球環境保全」である。
木材、とりわけ成長の遅い広葉樹資源を消費する日本人の生活空間と生活具は、世代を超えた永続性にこそ時代の真価がある。それは私達日本人の本来持っているであろう「慎み深い心」によってなし得ると考える。
経済優先の倣慢を排し、慎み深く伝統的家族愛に満ちた暮らしをサポートするため、私達全国家具製造者団体(全国家具工業連合会)は、このシステムの全国的確立を目指すものである。 |